平渓のおすすめスポット

菁桐駅

現在ではおそらく想像もつかないことですが、この小さな駅はかつて台湾全島で鉱物運搬量が大変多い駅でした。その古風な外観に魅せられ、多くの鉄道マニアが訪れカメラを向けます。また、2001年に台湾百大歴史スポットの1つに選ばれました。

菁桐老街

鉄道沿いに立ち並ぶ賑やかな菁桐老街は、菁桐駅を出てすぐのところにあります。観光客の増加に伴い付近には観光客用のお店がたくさん出ています。地元のB級グルメ(シアオチー)、特産品、記念品など、どれも特色があるものばかり。また菁桐エリアでは観光客が竹筒に願い事を書いて鉄道レールの両側にぶらさげる行事がいつからかブームになっています。観光客がその竹筒をカラン、コロンと鳴らすと、まるで誰かが下駄を履いて老街を闊歩しているかのように聞こえます!

菁桐鉱業生活館

館内には菁桐鉱業の発展の歴史が展示されています。現在、菁桐エリアの炭鉱場はすべて閉鎖されましたが、そこに価値ある産業遺跡が残り、この地域の特色ある資源と観光資源とが結びつきました。観光客は本館で地元の歴史文化及び郷土人情を深く理解することができます。

天燈派出所

観光案内と治安維持を備えた複合式観光派出所です。高さ9メートルのガラスカーテンウォールの天燈に20万個のLEDを組み合わせた美しいランタンショーが表示されます。思い出に残る景色となるでしょう。

菁桐炭鉱公園

菁桐駅の北側に位置します。以前の石底大斜坑周辺を公園にしたもので、今では観光スポットになっています。ここでは石でできた坑道口を見学することができます。石底で採掘した鉱物を大斜坑から運び出す、そんなかつての光景を思わず目の前に想像してしまいます。菁桐炭鉱公園の植物はとても豊かで、木の根が複雑に根付いた特殊な壁の光景に多くの観光客がカメラを向けます。また公園内をゆっくりと散歩すれば、百年前の菁桐を感じることができます。

平渓駅

古くは「石底駅」と呼ばれました。菁桐駅方向に進むと三坑渓を横切る鉄橋の上を通ります。そこから平渓と石底の集落を眺望することができます。駅前の中華街に沿って緩やかな坂道を下ると平渓街と交差します。この一帯は老街になっています。駅は平渓と嶺脚の間に位置します。見晴らしがよく、下には基隆河が見えます。また入口の木々には餌を求める鳥の群れが集まり、運が良ければ華麗に急降下して餌を捕える鳥たちの飛ぶ様子を見ることもできます。

平渓老街

緩やかな坂道と鉄道の両脇に沿って古い建物が立ち並びます。付近のお店の多くは昔ながらの駄菓子屋、金物屋、食堂などで、地元住民の質素な生活をうかがい知ることができます。

平渓郵便局のレトロ郵便ポスト

平渓郵便局の前にある直立式郵便ポストは、日本統治時代から使用されています。このレトロ郵便ポストは比較的高い地形の山腹にあるため、そのまま保存され、現在では地元郵便局の特色となっています。

平渓防空壕

第二次世界大戦時、炭鉱が盛んだった平渓は空襲の対象になりました。そこで住民たちは観音巌付近に5つの穴を掘り防空壕を作りました。延々と続く洞窟の長さに、当時の人々の危機感に対する周到な対応をうかがい知ることができます。

孝子山

遠くから見ると中国の「黄山」の姿に見えることから、孝子山は「小黄山」とも呼ばれています。標高は360メートルで、山頂からは基隆河縱谷が眺望できます。また周りには珍しい形状の険しい峰が複数そびえ立っています。孝子山は小規模ながらも切り立った地形で、石山の主峰を有しています。登山は市道106号沿いの台電平渓サービス所そばの山道からスタートできます。最後の山頂のワイヤー製の梯子がかかった垂直の岩壁を登れば、基隆河縱谷の全体がパノラマで楽しめます。また慈母峰と普陀山に連なる石段を確かめることができ、絶景を味わえます。

平渓石底橋

大ヒット映画『あの頃、君を追いかけた』で主人公とヒロインが一緒に天燈を放ち、そして主人公が大声で告白する名シーンの舞台がこの石底橋です。是非カップルで行きたいロマンチックなスポットです。

嶺脚駅

乾隆帝の時代に興化人の林国華によって開拓された土地です。海抜700メートル以上の姜子寮山の南に位置することから嶺脚と名付けられました。嶺脚駅は平渓ローカル線の駅の中で唯一108度の弧を描いたプラットフォームを有しており、それがまるで笑顔のように見えることから地元で人気の撮影スポットになっています。

嶺脚古橋

新しく建てられた平陽橋を背後に古橋を遠くから見るとちょうどふたつの橋が対になっているように見えます。ふたつの橋の建設時期は約60年の差があります。橋の正面には展望台が設置してあり、新旧ふたつの橋が対になる絶妙な光景をレンズに収めることができます。

蔡家の洋館

嶺脚駅の後方に位置する蔡家の洋館は、赤レンガ造りの建造物で、洋館入口のアーチ状のピロティ構造や広い庭などが特徴的です。洋館を眺めていると油で髪をしっかりとセットした中国服を着る男女の住人を思わず想像してしまいます。ここで3、40年代の懐かしい空間をカメラに収めることができます。

滴水観音

新北市平渓区嶺脚里にある霊巌寺に位置します。ここは多くの天然石洞があり、洞窟内の長年の水滴が鍾乳石のような石灰岩を形成しています。その中の1つが観音菩薩の姿に酷似していることから、地元の人たちはこれを滴水観音と呼び、信仰の中心に置くようになりました。

望古駅

慶和駅という旧名をもつ望古駅は、大華駅と同様に炭鉱作業員の要求で建設されました。炭鉱の閉鎖後、地元住民の要求で駅名を「望古駅」に改名しました。

慶和吊橋遺跡

「慶和吊橋」は基隆河に架かっていました。現在、吊橋はすでに解体されていますが、大きなA型の橋台が残され、過去の鉱物運搬の歴史を物語っています。

望古の滝観賞歩道

以前は望古の古道の1つでしたが、近年の新北市観光旅遊局の整備により、家族連れやカップルに適した大衆歩道になりました。道中、望古の美しい瀑布群が観賞できます。また豊かな生態系の中を散策しながら、滝が奏でる自然の音を楽しむことができます。

望古の滝

望古の滝は4層からなり、それぞれ1の滝、2の滝、3の滝、4の滝と呼ばれます。望古の滝の美しい姿は山間にひっそりと隠れ、さながら世俗を離れた桃源郷のようです。雪のように白い水流が無数の糸のようになって流れ落ち、見る者に清らかな気持ちを与えます。

十分駅

十分駅は平渓ローカル線の中で最も大きく、重要な列車の連絡駅です。運転士は本駅で伝統的な銅製の路牌(列車の運行通行証)を交換することで、続けて運行することが許されます。駅周辺の十分老街や静安吊橋は記念写真を撮るのに適したスポットで、多くの観光客で賑わいます。

十分老街

十分老街の最大の特徴は線路沿いに間近に立ち並ぶお店で、「列車が目の前を通り過ぎる」独特の光景が印象的です。また多くのミュージック・ビデオや古くは侯孝賢監督の映画「恋恋風塵」の撮影場所にもなっており、十分老街は多元的な魅力で溢れています。

静安吊橋

1947年に完成した静安吊橋は、当時、鉱物運搬を目的に建設されました。十分駅と老街の近くに位置し、吊橋の下には基隆河が流れます。白と青のカラーリングの吊橋は記念写真の定番スポットとなっています。

十分の滝

十分の滝はカーテンのように流れ落ちる滝で、岩層の向きと水流の向きが相反する斜交層が特徴的で、台湾のナイアガラと呼ばれています。 水流の勢いが激しく、迫力満点です。また滝壺付近には水蒸気がたちのぼり、日差しが差し込むと滝に虹がかかります。これは「彩虹淵(淵にかかる虹)」と呼ばれています。

眼鏡洞の滝

眼鏡洞の滝は十分の滝の上流に位置します。遠くから見ると眼鏡のように見えることからその名が付けられました。滝の高さと幅は約6メートルで、水流はふたつの洞穴の間から一気に流れ落ち、まるで鼻筋を通るように見えます。滝の観賞吊橋に立つとその全貌を確認することができ、非常に興味深いです。眼鏡洞の滝は侵食型の滝で、渓谷の岩壁は長い年月の侵食によりふたつの洞穴が形成されています。

大華駅

10軒にも満たない大華地区の原風景と無人駅が現在も残っています。大華炭鉱の採掘開始に伴い1949年に建設された大華駅は、1994年に資金不足を原因に駅員が常駐しないリクエスト・ストップ駅になりました。大華駅から大華のかめ穴に向かうには線路の上を歩かなければならず、鉄道の運行時間には十分注意が必要です。青い山と緑の水に包まれて、家族や友人たちとおしゃべりをしながら枕木を1つ1つ踏み越えていく道程はとても楽しい一時です!休日を除き、平日の大華は人通りが非常に少なく、ゆっくりと散策を楽しめ、澄んだ新鮮な空気を存分に味わえます。また大自然が奏でる交響曲に耳を傾けてみるのも醍醐味のひとつです。